ポスト新長期規制に対応したディーゼル車をクリーンディーゼル車と呼んでいます。
この規制は、欧米の規制レベルと同等の世界最高水準の規制となっており、乗用車についてはガソリン車の規制値とほぼ同程度の厳しい基準です。
従来のディーゼル車といえば、黒煙を出しながら走り、騒音も大きいといったイメージから「環境に悪い」というイメージが大きいと思います。
しかしクリーンディーゼル車は、「ポスト新長期規制」という排出ガスの基準に適応する、粒子状物質(PM)や窒素酸化物(Nox)の排出量が少ないディーゼル車です。
またガソリン車に比べ、安価な軽油を活用しながら、燃費も2~3割よい、CO2排出量(走行時が約3/4、燃料精製時が約1/2程度)が少ないという面があり、優れた環境性能を持っています。
日本でもCO2削減の観点から、クリーンディーゼルは次世代自動車の一つとして認定されており、今後の普及拡大が期待されています。
(ポスト新長期規制:2009年10月から新車のディーゼル車などに対して適用が開始)
・クリーンディーゼル車について詳しくは、
ディーゼルエンジンの魅力 をご覧ください。